デザインの話 その7
心地良いBGMに自発的に耳を傾ける分には一向に構わないのですが、一方的に押しつけられるのにはまいってしまいます。
デパートへ行ってもエレベーターの中までBGMが流れ、一息吐こうとコーヒーショップに行っても、食事に行っても……いやはや、どこに行っても音がついてきます。
それらの音はほとんどの人々にとって関心のない存在のように見えるのに、目一杯流れているのはいったい何のためなのでしょう。
一種のサービスのつもりなのでしょうか。
流れているBGMを目的に、特定の商業空間とか飲食空間へ行く人々は少数だろうから、それらの音は妙な習慣としてただ流れているとしか言いようがないのです。