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日清講和は明治二十八年(一八九五)三月、春帆楼で伊藤博文、李鴻章によってその条約が締結された。
「記念館」は春帆楼敷地内にあり、当時使われた古風な大ランプ、フランス製ストーブ、インキつぼ、蒔絵の硯箱などの調度品、遺品、記念品を展示している。
とくに大小一六脚の椅子は浜離宮の調度品が下賜された貴重なもの。
昭和十三年に開館し、一般に公開された。
入館料が無料なのが嬉しい。
周辺・・・赤間神宮関門海峡の急流と夜景火ノ山公園などの景観はみごと
~山口県下関市阿弥陀寺町~
日清講和は明治二十八年(一八九五)三月、春帆楼で伊藤博文、李鴻章によってその条約が締結された。
「記念館」は春帆楼敷地内にあり、当時使われた古風な大ランプ、フランス製ストーブ、インキつぼ、蒔絵の硯箱などの調度品、遺品、記念品を展示している。
とくに大小一六脚の椅子は浜離宮の調度品が下賜された貴重なもの。
昭和十三年に開館し、一般に公開された。
入館料が無料なのが嬉しい。
周辺・・・赤間神宮関門海峡の急流と夜景火ノ山公園などの景観はみごと
~山口県下関市阿弥陀寺町~
国の天然記念物、秋吉洞に近く中国地方を代表する博物館といわれている。
昭和四十二年十月の開館。内容は自然科学と人文関係に分かれている。
展示品のなかでは、子供たちに自転車のペダルを利用したエネルギー転換機、フーコーの振り子に人気が集まっている。
歴史展示室では大内家資料と明治維新の資料が中心となっており吉田松陰のコーナーもある。重文の毛利元就画像も知られているが、このほかザビエル愛用の望遠鏡や機関車模型ナポレオン号も珍しい
所蔵品だ。
屋外では縄文時代の復元住居、石棺などの展示があり、館の屋上では天体観測ドームが設けられ、アストロカメラ、光電測光装置が完備している。
春・夏・秋・冬の天体観測会、地質巡検、自然を訪ねる会、科学工作講座、文化財教室、歴史講座など展示外活動も熱心。
~山口県山口市春日町~
足は、立つ、歩く、走るという動作以外に道具の使用や機械の操作にも大切な役割を果たしている。
この足についてよく調べ、足の健康と物の関係を解説している。
珍しい収集品のなかには東京湾で使った海苔下駄、奈良時代の鼻高沓、忍者が使ったフクロゲタ、長さニミリの毛髪草履、長さ五メートルの奉納大草鮭などもある。
開館は昭和五十三年十月で㈱マルヤマが松永下駄一〇〇年を記念した企画。
展覧会図録も作られ好評だ。
周辺・・・松永駅北3キロメートルに本郷温泉がありマツタケ狩りにもよい
~広島県福山市松永町~
建物は六棟に分かれており、一号館では人間はいつごろから履物を履くようになったか。
そのときの素材は何だったか、という履物の原点をさぐる。
二号館はあらゆる生活の場での多種多様な履物を展示、労働と履物、信仰と儀礼、芸能の世界、子供の世界、わらじ、ぞうり、わらぐつ、皮ぐつ、洋靴の普及にまで及び、さらに"足の健康と履物"について考えるコーナーになっている。
また郷土博物館の特色を生かし、旧下駄工場の建物内部を整備し、地元松永湾岸の産業の変遷をまとめた三号館、明治末の下駄仕上げ工の住宅兼仕事場を移築した職人長屋も公開されている。
広島県福山市の西部、松永町は下駄、履物の町、日本一という折り紙がつけられている。
この地方はもと塩造りで栄え、その後明治時代になってから塩を煮つめる薪材を利用して下駄の生産が始まったという。
現在、下駄を履く習慣は少なくなってきたがサンダル、スリッパにその技術が受けつがれている。
「博物館」は日本人の履物としての下駄をはじめとして、さまざまな民族の履物を収集展示。
内訳は、日本の履物約六六〇〇足、世界の履物約七五〇足、郷土玩具約二万点、民具約一〇〇〇点などである。
世界最初の原爆が投下された広島市が、被害状況を実物資料や写真で展示、平和への祈りとしている。
展示物は米軍機から投下された米軍の宣伝ビラをはじめ、原形を残さぬほど溶けたガラス瓶、瓦、被爆した樹木、さらに動員学生隊や市民の衣服、遺品、人影の石・丸木位里夫妻の「原爆の図」、「市民が描いた原爆の絵」など、見学者に訴える力は強い。
また、米軍から返還された写真などが多数あり、各国語の解説テープも備わっている。
また、原爆記録映画二種類の上映もある。
昭和二十四年から収集がはじめられ、同三十年八月に現在の資料館として開館した。
隣りに「平和記念館」があり二階に原爆記念文庫がある。
~広島県広島市中区中島町~
広島の東北六九キロに位置する三次は、周囲を岡田山、比叡尾山、比熊山、高谷山に囲まれ、自然環境と考古資料に恵まれた土地。
「資料館」は昭和五十四年七月の開館で、県立みよし風土記の丘にふさわしい建物である。
館内の展示は、地質資料として三次盆地の形成過程を示す岩石、化石などの地質資料、さらに考古資料、歴史資料、庶民が日々の生活のなかから生み出した生産・生活関係用具を集めた民俗資料があり、常時、企画展、親子文化財教室、文化財講座、映写会なども開催している。
風土記の丘では旧真野家住宅(重文)、復元古代住居(三棟)、古墳石室移築復元(四基)があり、あわせて見学できる。
~広島県三次市小田幸町~
倉敷民芸館と並んで、昭和四十三年に開館した日本郷土玩具館は、日本で最初の郷土玩具館である。
江戸時代から現代までの日本各地の玩具や寄贈された世界各国の郷土玩具が見られる。
とくに各地のこけし、鯛の玩具コレクション、天保時代の武者人形、メンコ、からくり人形などの珍しい玩具が数多く所蔵されている。建物は江戸期の米倉を改造。
また、レンガ造りが美しい倉紡記念館は原綿倉庫を改装したもので、紡績一〇〇年の歴史を写真、文書、模型で綴っている。
~岡山県倉敷市~
倉敷考古館から川をはさんで、昭和二十三年開館の倉敷民芸館は当地方の民芸運動の拠点。
創設者・大原孫三郎の意志により、暮らしに密着した家具、調度品や陶磁器、木工、金工、竹細工、紙工品、ガラス工芸品などの収蔵品は一万を超す。
日本だけにとどまらずアジア、ヨーロッパ各地の民芸品を所蔵・展示しているのも大きな特色である。
三棟ある陳列館には古民芸だけでなく、現代の民芸品、各地の民芸家の活動状況なども理解できるよう工夫をこらしている。
付属施設の工芸研究所では工芸生産指導も行っている。
~岡山県倉敷市~